多遺伝子アッセイを活用したHR+/HER2-周術期乳がんの治療戦略
多遺伝子アッセイを活用したHR+/HER2-周術期乳がんの治療戦略について、東京医科大学 石川孝先生、がん研究会有明病院 細永真理先生にご解説頂きました。
[2021年9月17日東京都内]
2021年11月公開
KKC-2021-01284-2
5FU注の警告・禁忌
警告
- 1)
- 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること。
また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。 - 2)
- メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法、レボホリナート・フルオロウラシル療法:メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法、レボホリナート・フルオロウラシル療法は本剤の細胞毒性を増強する療法であり、これらの療法に関連したと考えられる死亡例が認められている。これらの療法は高度の危険性を伴うので、投与中及び投与後の一定期間は患者を医師の監督下に置くこと。なお、本療法の開始にあたっては、各薬剤の添付文書を熟読のこと。
- 3)
- 頭頸部癌に対して、本剤を含むがん化学療法と放射線照射を併用する場合に重篤な副作用や放射線合併症が発現する可能性があるため放射線照射とがん化学療法の併用治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施すること。[「重要な基本的注意」の項参照]
- 4)
- テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤との併用により、重篤な血液障害等の副作用が発現するおそれがあるので、併用を行わないこと。[「相互作用」の項参照]
禁忌
- 1.
- 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者
- 2.
- テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中の患者及び投与中止
後7日以内の患者[「相互作用」の項参照]