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ロミプレート®皮下注250μg調製用 製品紹介

ロミプレート®皮下注250μg調製用

2.【禁忌(次の患者には投与しないこと)】

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

薬物動態

(1)吸収

■ 単回投与(健康成人;外国人データ)1),2)

健康成人を対象とした国内外の第Ⅰ相試験では、ロミプレート®皮下投与時の血清中濃度が定量された被験者及びデータは限定的であり薬物動態パラメータの算出はできませんでした。

[慢性特発性血小板減少性紫斑病(慢性ITP)]
■ 反復投与(成人慢性ITP患者)3)

成人慢性ITP患者においてロミプレート®を5〜7μg/kg反復投与時の薬物動態を検討したところ、投与後12〜24時間にCmaxが認められ、t1/2は47.6〜116時間でした。

また、用量に依存した血清中ロミプレート®濃度の増加は認められませんでした。

対象:
成人慢性ITP患者 4例
方法:
ロミプレート®5〜7μg/kgを週1回、反復皮下投与し、投与直前、投与後12〜168時間後の血清中濃度を測定した。
*:
国内長期継続試験に登録された44例の被験者のうち、ロミプレート®3μg/kg以上の反復皮下投与を受け、投与日の血小板数が50,000/μL以上で同意が得られた者

慢性特発性血小板減少性紫斑病患者に反復投与したときの被験者ごとの薬物動態パラメータ

投与量(μg/kg) AUC0〜168h
(pg・h/mL)
Cmax(pg/mL) tmax(h) t1/2(h)
5 28,500 310 24 116
6 27,400 501 12 47.6
7 13,900 98.4 24
7 16,400 221 24 58.8
  • 4.

    効能又は効果

    慢性特発性血小板減少性紫斑病

    既存治療で効果不十分な再生不良性貧血

  • 5.

    効能又は効果に関連する注意

    〈慢性特発性血小板減少性紫斑病〉

    • 5.1

      他の治療にて十分な効果が得られない場合、又は忍容性に問題があると考えられる場合に使用すること。

    • 5.2

      血小板数、臨床症状からみて出血リスクが高いと考えられる場合に使用すること。

    〈既存治療で効果不十分な再生不良性貧血〉

    • 5.3

      「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、最新の再生不良性貧血診療の参照ガイドを参考に、本剤の投与が適切と判断される患者に投与すること8) 。[17.1.4参照]

  • 6.

    用法及び用量

    〈慢性特発性血小板減少性紫斑病〉

    通常、成人には、ロミプロスチム(遺伝子組換え)として初回投与量1μg/kgを皮下投与する。投与開始後、血小板数、症状に応じて投与量を適宜増減し、週1回皮下投与する。
    また、最高投与量は週1回10μg/kgとする。

    〈既存治療で効果不十分な再生不良性貧血〉

    通常、成人には、ロミプロスチム(遺伝子組換え)として初回投与量10μg/kgを皮下投与する。投与開始後、患者の状態に応じて投与量を適宜増減し、週1回皮下投与する。
    また、最高投与量は週1回20μg/kgとする。

[再生不良性貧血(AA)]
■ 反復投与(成人再生不良性貧血患者:日本人データ)4)

日本人の既存治療で効果不十分な再生不良性貧血患者にロミプレート®10μg/kgを反復(1週毎に4回)投与したときの血清中濃度推移を検討しました。薬物動態パラメータは以下のとおりでした。

対象:
免疫抑制療法不応又は免疫抑制療法が適用とならない成人再生不良性貧血患者 8例
方法:
ロミプレート®10μg/kgを反復(1週毎に4回)皮下投与し、Week 4における投与前、投与後2、4、12、24、48、72、96及び168時間の血清中濃度を測定した。

日本人の既存治療で効果不十分な再生不良性貧血患者にロミプレート®10μg/kgを反復投与したときの薬物動態パラメータ

投与量(μg/kg) AUC0〜168h
(pg・h/mL)
Cmax(pg/mL) tmax(h) t1/2(h)
10
反復投与
(Week 4)
305,000±175,000 5,810±3,310 16.4±12.7 108.5±32.6

mean±SD(n=8)

日本人の既存治療で効果不十分な再生不良性貧患者に対し、投与開始1~4週目に本剤10μg/kgを週1回皮下投与し、投与開始5~52週目に血小板反応及び血球数に応じて本剤5~20μg/kgを週1回皮下投与したときのロミプロスチムの血清中濃度推移は以下のとおりでした。トラフ濃度の平均値はWeek 13からWeek 41の期間でほぼ一定(684~744pg/mL)でした。なお、この期間では、ほとんどの被験者がロミプレート®の投与量として、20μg/kgを投与されていました。その後、追跡期間終了時(Week 56)での血清中濃度は106±89pg/mLでした。

本剤の投与量推移(μg/kg)

1〜4 5 9 13 17 21 24 27 31 35 41
平均投与量 10.0 14.2 16.5 16.9 16.8 16.8 16.4 16.2 16.0 16.0 15.5

例数

1 2 4 5 9 13 17 21 27 41 56
例数 23 8 24 8 22 23 22 22 21 20 24
*:
投与中止例は、本剤最終投与から4週間経過時の血清中濃度を用いた。
  • 4.

    効能又は効果(抜粋)

    既存治療で効果不十分な再生不良性貧血

  • 5.

    効能又は効果に関連する注意(抜粋)

    〈既存治療で効果不十分な再生不良性貧血〉

    • 5.3

      「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、最新の再生不良性貧血診療の参照ガイドを参考に、本剤の投与が適切と判断される患者に投与すること8) 。[17.1.4参照]

  • 6.

    用法及び用量(抜粋)

    〈既存治療で効果不十分な再生不良性貧血〉

    通常、成人には、ロミプロスチム(遺伝子組換え)として初回投与量10μg/kgを皮下投与する。投与開始後、患者の状態に応じて投与量を適宜増減し、週1回皮下投与する。
    また、最高投与量は週1回20μg/kgとする。

(2)分布(ラット)5)

組織分布

ラットに125I標識ロミプロスチム300μg/kgを単回静脈内投与した際の放射能の組織分布を検討しました。投与後30分の総放射能は、甲状腺、血液成分、腎臓、骨髄、肝臓の順に高い値を示し、その他の多くの組織にも広く分布することが示されました。いずれの組織とも投与後30分から12時間の間に最高値に達した後、緩やかに減少し、投与後168時間において残存は低くなりました。

胎児移行性(胎盤通過性)

妊娠ラットにロミプロスチム10〜100μg/kgを妊娠7〜19日目まで2日間隔で反復皮下投与時、妊娠19日目のロミプロスチムの胎児血清中及び羊水中濃度は母体血清中濃度のそれぞれ約50%及び11〜44%だったことから、ロミプロスチムの一部は胎盤を通過すると考えられました。

(3)代謝(ラット)

「バイオテクノロジー応用医薬品の非臨床における安全性評価」(医薬審第326号、平成12年2月22日)を考慮し、代謝に関する検討は実施していません。

<参考>6)

ラットに125I標識ロミプロスチム300μg/kgを単回静脈内投与した際の血清中濃度推移を異なる分析法により比較した結果、本剤から経時的にトロンボポエチン様ペプチド鎖が切れ、 1本のTMPペプチド鎖のみを有する代謝物が生成されることが示唆されました。

また、ロミプロスチムはヒトIgG1のFc領域とトロンボポエチン受容体との結合領域を有する遣伝子組換えタンパク質であり、アミノ酸のみで構成されているため、代謝には主にペプチダーゼによる分解が関与すると想定されます。

(4)排泄(ラット)7)

ラットに125I標識ロミプロスチム300μg/kgを単回静脈内投与し、尿及び糞中に排泄された放射能測定より、累積尿中排泄率を検討しました。

投与後24時間までに51.3%が尿中に、2.63%が糞中に排泄されました。また、投与後168時間までに87.7%が尿中に、6.56%が糞中に排泄されました。この結果より、主な排泄経路は尿中であることが示されました。

1)Wang B, et al. Clin Pharmacol Ther. 76: 628-638, 2004
2)Kumagai Y, et al. J Clin Pharmacol. 47: 1489-1497, 2007
3)承認時評価資料 血中濃度(慢性特発性血小板減少性紫斑病)
4)承認時評価資料 血中濃度(既存治療で効果不十分な再生不良性貧血)
5)承認時評価資料 分布
6)承認時評価資料 代謝
7)承認時評価資料 排泄
8)再生不良性貧血診療の参照ガイド(厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業 特発性造血障害に関する調査研究班)

KKC-2020-00452-2
2020年8月作成

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