KYOWA KIRIN

このサイトは、日本国内の医療関係者(医師、薬剤師、看護師、技師・技士等)を対象に、弊社が販売する医療用医薬品を適正にご使用いただくための情報を提供しています。国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。

クリニカルパス・その他ツール

クリニカルパス・その他ツール

香川大学医学部附属病院

クリニカルパス・その他ツール
祖父江 理
香川大学医学部附属病院腎臓内科 講師

香川県における慢性腎臓病(CKD)受診勧奨システムと
実際に使用しているツールを紹介します。

図2A 保健指導相談票

保健指導相談票ではeGFRの数値からCKDのステージを被保険者に通知し,保健センター等で開催される腎臓病の集団教室への参加を呼びかける。

図2B 医療受診勧奨票

医療受診勧奨票を受け取った被保険者には,医療受診勧奨票を持参し,かかりつけ医や開業医を受診するよう指導を行う。

健診結果として,血清クレアチニン(SCr)やeGFR,尿蛋白といった腎機能に関連する項目のほか,尿糖や血糖値,HbA1c,血圧(収縮期/ 拡張期)や血清脂質検査なども被保険者に通知する。

腎臓は尿を作り出し,体液や不要なミネラル分を尿中に排泄する非常に重要な臓器です。腎機能の低下は自覚症状に乏しく,健診等を受けない限り,発見するのは困難です。慢性腎臓病(CKD)は日本国民の8人中1人に潜んでいるといわれています1)。蛋白尿や腎機能低下を放置しておくと,末期腎不全や人工透析のほか,脳卒中や狭心症,心不全といった血管病のリスクが高まります。

日本腎臓学会編集の「CKD診療ガイド2012」では,尿の異常もしくは腎機能を表すeGFRが60mL/min/1.73m2 未満が3ヵ月以上継続した状態をCKDと定義しています。CKDは蛋白尿や腎機能を確認することで早期発見が可能です。また,CKDは高血圧や糖尿病,喫煙,慢性腎炎といったさまざまな原因によって発症します。したがって,これらの原因を早期発見し,適切な治療を行うことで進行を抑制することが重要です。

CKDに対する取り組みとして,香川県慢性腎臓病対策協議会では香川県の国民健康保険連合会とタッグを組み,国民健康保険に加入している香川県特定健診受診者のうち,CKDの疑いのある方には保健指導相談票や医療受診勧奨票を送付して,早めの受診をすすめています。また,eGFRが60mL/min/1.73m2 以上で尿蛋白が(-)であれば,これらの対象ではありませんが,健診の継続受診をすすめています。

CKDは一般にはあまり知られていない疾患ですが,将来の健康に大きく影響する可能性があります。健診を受診することは自身の健康,特に腎機能について知るよい機会だということをより多くの人に知っていただきたいと思っています。

Reference

  1. 1.平成23年度厚生労働省CKDの早期発見・予防・治療標準化・進展阻止に関する研究班.

KK-17-02-17297

サイトリニューアルに伴うログインについてのお知らせ

サイトリニューアルに伴い、ログイン用のIDをメールアドレスに変更いたしました。ログインできない場合はこちらのパスワード再設定画面で再設定いただくか、 こちらにお問い合わせください。

おすすめ情報

  • おすすめ情報は、協和キリンのウェブサイトにおける個人情報の取扱い方針に基づき、お客様が閲覧したページのアクセス情報を取得し、一定の条件に基づき自動的に表示しています。
    そのため、現在ご覧いただいているページの情報との関連性を示唆するものではございません。

くすり相談窓口

弊社は、日本製薬工業協会が提唱するくすり相談窓口の役割・使命に則り、くすりの適正使用情報をご提供しています。
弊社医薬品に関するお問い合わせは、下記の電話窓口で承っております。

フリーコール

0120-850-150

受付時間 9:00~17:30
(土・日・祝日および弊社休日
を除く)

※お電話の内容を正確に承るため、また、対応品質の維持・向上等のため通話を録音させていただいております。あらかじめご了承ください。

お問い合わせ