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クリニカルパス・その他ツール

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久留米大学病院

クリニカルパス・その他ツール
甲斐田 裕介
久留米大学医学部腎臓内科講師/副医局長/教育主任

久留米大学病院腎臓内科で,
CKD手帳とあわせて使用しているチェックリストを紹介します。

久留米大学病院腎臓内科では,地域における腎臓専門医とかかりつけ医のCKD連携を推進するため,CKDパスの運用を検討しています。その中の具体的なツールとして,現在,CKD手帳とあわせて運用しているのが,日本腎臓学会が作成したCKD のチェックリストです。患者さんごとの問題点を抽出するのに有用で,実際の運用においては,CKDの管理の概要と,ステージごと,患者さんごとの具体的課題とを区別しながら,患者さんの知識や理解度に合わせてそれぞれの項目の達成度などを説明します。

達成度が目で見てわかりやすく示されますので,重点的に指導すべき項目を絞り,「いま改善すべきポイントはここですね」と,患者さんと一緒に確認しながら指導できるため,双方向性コミュニケーションの実現にも効果的です。

以下に,各項目の説明内容を示します1)

(1) 腎機能:CKDのステージ分類はeGFR(推定糸球体濾過量)が用いられ,eGFRが低くなるほど腎機能が低下していると説明する。(2) 生活習慣の改善:BMI25未満を目標として体重管理を行い,肥満やメタボリックシンドロームがCKDの危険因子であると説明する。(3) 禁煙:喫煙は動脈硬化を促進し,CKDの危険因子になると説明する。(4) 食事管理:減塩(3g/日以上6g/日未満),たんぱく質制限(ステージG3a:0.8~1.0g/kg/体重/日,ステージG3b:0.6~0.8g/kg/体重/日,ステージG4~G5:0.6~0.8g/kg/ 体重/日),カリウム制限(ステージG3~G5)を指導し,食塩の摂りすぎが高血圧を招き腎機能低下につながることや,ステージが進むと食事のたんぱく質やカリウム制限を行う必要があることを説明する。(5) 血圧管理:130/80mmHg未満を目標値とし,必要に応じて運動や減塩の指導を行う。(6) 血糖管理:HbA1c 6.9%未満を目標値とし,血糖コントロールは糖尿病性腎症の発症やCKDの進行抑制につながると説明する。(7) 脂質管理:LDL-C120mg/dL未満を目標値とし,脂質異常症は心筋梗塞や脳卒中の危険因子となると説明する。(8) 貧血管理:Hb10~12g/dLを目標値とし,腎機能低下により貧血を起こすことがあると説明する。(9) 蛋白尿:尿蛋白陽性は腎尿路系の障害と関連し,中等度以上は腎機能低下の危険因子になると説明する。(10) 尿酸管理:7.0mg/dL以下を目標値とし,過食,高プリン・高脂肪・高たんぱく質食嗜好,常習飲酒,運動不足などの生活習慣は高尿酸血症の原因であり改善が重要であることを説明する。

References

  1. 1.日本腎臓学会 腎疾患重症化予防実践事業 生活・食事指導マニュアル改訂委員. 医師・コメディカルのための慢性腎臓病生活・食事指導マニュアル. 2015.
チェックリスト

図1 チェックリスト

KK-18-06-22627

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