KYOWA KIRIN

このサイトは、日本国内の医療関係者(医師、薬剤師、看護師、技師・技士等)を対象に、弊社が販売する医療用医薬品を適正にご使用いただくための情報を提供しています。国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。

てんかんアラカルトvol.22 てんかん外科と穿頭術 [てんかん診療Q&A]

vol.22 てんかん外科と穿頭術

12世紀末の絵画"Epilepticus Sic Curabitur"1)

(作者不明、タイトルはてんかん者を救う方法の意、英国博物館、ロンドン)

先史時代には日本を含む世界各地で魔術的あるいは宗教的儀式として穿頭術(あるいは穿孔術)が行われていた。およそ1万年前の穿孔のある頭蓋骨の化石でも骨断端には骨新生の所見が認められ、生前に穿頭術が行われていたことが確認されている。新石器時代以降は石器や金属器を用いた狩猟や戦闘による頭蓋骨陥没骨折が増え、治療行為としての穿頭術が行われたようである。ヒポクラテスは頭部外傷を受けると対側からけいれんが生じることに気付いており、このような例には穿頭術を勧めていたという。中世には頭の病気を引き起こす悪魔を外に出すという迷信的・呪術的要素を含む広い意味の医療行為として、頭痛、麻痺、脳腫瘍、精神病などに穿頭術が実施された。図は12世紀末に描かれた「てんかん者を救う方法」と題された絵画で、穿頭術と焼却術が同時に行われている。当時はてんかんに穿頭術を施行し、うまくいかなかったときに焼却術を行ったといわれる1)。近世になってからも穿頭術は外傷後てんかんの治療に行われている。19世紀初頭には米国ケンタッキー州の医師Benjamin Dudleyが科学論文として最初に外傷後てんかんに対する穿頭術の報告を行い、5例に施行して3例が治癒し2例が改善したという2)

【参考文献】

  • Ladino LD et al: Art and epilepsy surgery. Epilepsy Behav 29: 82-89, 2013.
  • Meador KJ et al: History of epilepsy surgery. J Epilepsy 2: 21-25, 1989.

てんかんアラカルト

サイトリニューアルに伴うログインについてのお知らせ

サイトリニューアルに伴い、ログイン用のIDをメールアドレスに変更いたしました。ログインできない場合はこちらのパスワード再設定画面で再設定いただくか、 こちらにお問い合わせください。

おすすめ情報

  • おすすめ情報は、協和キリンのウェブサイトにおける個人情報の取扱い方針に基づき、お客様が閲覧したページのアクセス情報を取得し、一定の条件に基づき自動的に表示しています。
    そのため、現在ご覧いただいているページの情報との関連性を示唆するものではございません。

くすり相談窓口

弊社は、日本製薬工業協会が提唱するくすり相談窓口の役割・使命に則り、くすりの適正使用情報をご提供しています。
弊社医薬品に関するお問い合わせは、下記の電話窓口で承っております。

フリーコール

0120-850-150

受付時間 9:00~17:30
(土・日・祝日および弊社休日
を除く)

※お電話の内容を正確に承るため、また、対応品質の維持・向上等のため通話を録音させていただいております。あらかじめご了承ください。

お問い合わせ