KYOWA KIRIN

このサイトは、日本国内の医療関係者(医師、薬剤師、看護師、技師・技士等)を対象に、弊社が販売する医療用医薬品を適正にご使用いただくための情報を提供しています。国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。

ノウリアスト 製品紹介

【禁忌(次の患者には投与しないこと)】

  1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
  3. 重度の肝障害のある患者[本剤は主に肝臓で代謝されるため、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。また、 これらの患者での使用経験はない。]

主な副作用は、ジスキネジー110例(16.9%)、便秘33例(5.1%)、幻視29例(4.5%)、幻覚21例(3.2%)、傾眠18例(2.8%)、悪心16例(2.5%)、血中CK(CPK)増加13例(2.0%)、体重減少13例(2.0%)でした。[承認時]重大な副作用として、幻視(4.5%)、幻覚(3.2%)、妄想(0.8%)、せん妄(0.6%)、不安障害(0.5%)、うつの悪化・抗うつ(0.5%)、被害妄想(0.3%)、幻聴(0.2%)、体感幻覚(0.2%)、躁病(0.2%)、激越(0.2%)、衝動制御障害(0.2%)等の精神障害があらわれることがあるの、このような症状があらわれた場合には減量、休薬又は投与中止等の適切な処置を行うこと。

*【効能・効果】

レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるウェアリングオフ現象の改善

〈効能・効果に関連する使用上の注意〉

レボドパ含有製剤の投与量及び投与回数の調節を行ってもウェアリングオフ現象が認められる患者に対して使用すること。

**〈用法・用量に関連する使用上の注意〉(抜粋)

1. 患者のオン時の運動機能の改善を期待する場合、40mgを1日1回経口投与できる。ただし、40mgでは、20mgを上回るオフ時間の短縮効果は認められていない。(「臨床成績」の項参照 )

開発の経緯

ノウリアスト(一般名:イストラデフィリン;以下本剤)は、新規作用機序をもつパーキンソン病治療薬として協和キリン株式会社で創製され、世界で初めて開発されたアデノシンA2A受容体拮抗薬です。

アデノシンA2A受容体は、大脳基底核回路内の線条体ー淡蒼球経路(間接経路)に特異的に発現しています1, 2)。アデノシンA2A受容体の活性化は、この間接経路に過剰興奮をもたらし、大脳基底核経路を通じて運動を抑制的に調節します。パーキンソン病では、ドパミン入力の欠如により間接経路は過剰興奮を示し、大脳基底核経路を通じて運動障害がもたらされることが知られており3~5)、このことから、アデノシンA2A受容体の遮断がパーキンソン病の運動機能異常を改善する可能性が示唆されてきました6, 7)

パーキンソン病治療ではドパミン補充療法が中心となりますが、長期治療によって生じる運動合併症の問題が伴います。中でもウェアリングオフは、症状の変動が繰り返されることから、パーキンソン病患者の日常生活に支障をきたす深刻な問題となっています8)

ウェアリングオフの治療では、レボドパ製剤又はドパミンアゴニストによる治療の最適化を行った上で、十分な改善がみられない場合にはドパミン刺激を補助する薬剤の追加が行われますが、それでも問題は十分には解決されていません。このような背景から、様々な薬剤との組み合わせの中で使用しても、効果を発現し、安全性の問題が大きくならない、従来のドパミン系とは異なる新規の作用メカニズムの治療薬が求められてきました。

イストラデフィリンは、ドパミン受容体やドパミン代謝酵素に対して作用しません。したがって、これらに作用点をもつ従来の抗パーキンソン病薬とは異なり、非ドパミン系に分類されます。そのため、ドパミン系抗パーキンソン病薬を用いた治療と組み合わせることで相加的な効果を示し、また、ドパミン系の薬物療法で問題が生じた場合にも、この非ドパミン系の機序により効果を示すことで、本剤はパーキンソン病治療の選択肢を広げることが期待されます。

本剤は、1996年より臨床開発が開始され、「レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるウェアリングオフ現象の改善」を効能・効果として、世界に先駆けて本邦にて2013年3月に承認を取得しました。

【効能・効果】

レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるウェアリングオフ現象の改善

〈効能・効果に関連する使用上の注意〉

レボドパ含有製剤の投与量及び投与回数の調節を行ってもウェアリングオフ現象が認められる患者に対して使用すること。

  1. 1)Augood SJ, Emson PC: Brain Res Mol Brain Res 22(1-4): 204-210, 1994
  2. 2)Svenningsson P, et al.: Prog Neurobiol 59(4): 355-396, 1999
  3. 3)神田知之, 森明久: 日薬理誌 131(4): 275-280, 2008
  4. 4)Alexander GE, Crutcher MD: Trends Neurosci 13(7): 266-271, 1990
  5. 5)DeLong MR: Trends Neurosci 13(7): 281-285, 1990
  6. 6)Jenner P, et al.: Parkinsonism Relat Disord 15(6): 406-413, 2009
  7. 7)Richardson PJ, Kase H, Jenner PG: Trends Pharmacol Sci 18(9): 338-344, 1997
  8. 8)村田美穂: 医学のあゆみ 225(5): 395-399, 2008

年末年始休業のお知らせ

下記の期間は年末年始休業とさせていただきます。
2019年12月28日(土)~ 2020年1月5日(日)
期間中はご不便をおかけいたしますが、ご容赦くださいますよう何卒お願い申し上げます。

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