KYOWA KIRIN

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疾病の治療と臨床検査値
【骨粗鬆症】最も重要な骨量の測定!つまり骨密度

Episode 骨年齢が60代! と言われて落ち込む池上さん(54歳・女性)

 「"骨密度"ってなんですか? 先生は"骨がもろくなっている"って言っていました」と池上さん。処方されたのは乳酸カルシウムです。
 「骨の量は年をとると減少していきます。この骨の量を骨密度といっており、とくに女性は閉経後激減しやすいのです」
 「骨密度って、どのくらいあればいいのですか?」
 「骨密度の基準値は若い人の骨量平均値の80%なのですが、年齢による骨密度の基準値があって、よく"骨年齢"で表現されます」
 「先生に"60代の骨密度"と言われてしまいました」
 「そうですか、骨折しやすくなっているのは事実なのでしょうね」
 「このくすりを飲むと骨量が増加するのですか?」
 「現在のところ、副作用を心配しないで骨量を増やすのはむずかしいのですが、カルシウム剤やビタミンD剤、ビタミンK剤を飲むことによって、骨量を減らさないようにすることができます」
 「日常的に注意することがありますか?」
 「適度な運動や日光浴を心がけることが大切ですね」
 「はい、わかりました。ありがとうございます」と池上さんは薬局をあとにしました。

解説

 原発性の骨粗鬆症には、閉経によって女性ホルモンの分泌量が低下して起こる閉経後骨粗鬆症と加齢・老化によって起こる老人性のものがあります。続発性の骨粗鬆症としてはクッシング症候群、ステロイド剤・フェニトインの投与やヘパリンの長期投与などの原因によるものがあります。

  • 骨密度
    (基準値 脆弱性骨折がない場合20 ~ 40歳の若年平均値YAMの80%以上=正常、70%以上~80%未満=骨量減少、70%未満=骨粗鬆症)

     骨粗鬆症で最も重要な検査は骨量の測定、つまり骨密度です。骨量は骨吸収と骨形成により絶えず再構成が繰り返されています。骨量の測定法は超音波法、骨単純X線検査(MD法)や、二重X線吸収法(DXA法)、QCT法などがありますが、測定機器や測り方によって変わるため、同じ施設で継続して診察を受ける必要があります。

  • 血清カルシウム(基準値 8.5~10.5mg/dL)

     カルシウムは骨、ミネラルの主要な構成成分であるとともに、神経・筋の興奮性、血液凝固、細胞膜機能、酵素の活性化、ホルモン分泌などの生体の重要な生理機能を担っています。また、カルシウムの高値は骨代謝の変化・破壊、Caの吸収亢進、排泄低下を示し、低値は副甲状腺ホルモン、VD欠乏等を示します。

【貧血検査の基準値と特徴】

性別・人種 合併症 生活・嗜好 薬剤投与
女性(早期閉経)
白人
東洋人

胃亜全摘
慢性閉塞性肺疾患
慢性肝疾患
骨粗鬆症家族歴
Ca 摂取不足
運動不足
喫煙
アルコール多飲
ステロイド
フェニトイン
ヘパリン

(ワシントンマニュアル第12版)(2011、骨粗鬆症学会)

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