KYOWA KIRIN

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検査値から見た疾病&副作用から見た検査値一覧
【総論】

臨床検査値の知識は、患者さんと医師の架け橋になるために必要なもの

「へぇー森山さん、コレステロール値が高かったんですね。先生はおくすりを出してくれなかったんですか? そろそろ治療を始める数値なんですけど」
経験2年目に入った薬剤師の孝典くんが、おしゃべりついでにまた余計なことを言っています。思わずそばに行って、森山さんの検査表をのぞいてみました。
「孝典くん、よく見てごらん。森山さんは悪玉コレステロールといわれるLDLコレステロールにくらべて善玉のHDLコレステロールの割合がそんなに低くないでしょ。だから先生は様子を見ているんだと思うよ。くすりで治療するばかりが治療じゃないからね」
そう言いながら、私は"孝典くんにあとで話しておかなければいけないなぁ"と思いました。それは"医師が治療を始める理由は検査値だけではない"ということです。家族の病歴、患者さんの生活習慣やすでにかかっている病気などによって条件はいろいろ変わってきます。臨床検査値だけで何かができるというわけではないのです。
さて、この項では臨床検査値について2種類の一覧表を作ってみました。ひとつは「疾病と検査値の関係」を解説したものです。患者さんから健康診断の結果について相談があったときや、病院の検査の結果を教えてもらえたときに、ちょっと見ることができるように検査値が50音順に並べられています。これは、いわばカンニングペーパーのようなもので、この表のみで病気や治療の必要性がわかるわけではありませんから、「あなたは○○という病気です」とか「もう、治療を始めなければいけません」などと言うのは禁物です。
臨床検査値の知識は、あればそれに越したことはありません。しかし、知っているからといって不用意に医師の診断領域にまで踏み込むような発言をしてはいけないのです。私たち薬剤師は、医師と患者さんの架け橋になるためにこそ、その知識を生かしていくことが大切なのですから。
それに、基準値も検査する病院によって違います。この表(※)では「臨床検査データブック2013-2014(医学書院)」「薬の影響を考える臨床検査値ハンドブック(じほう)」「薬剤師のための臨床検査の知識(じほう)」および、各種ガイドラインの基準値を参考にしました。
もうひとつの一覧表は「副作用と検査値の関係」を示したものです。副作用症例を見るときに、どのような検査値に注目すればいいのかをまとめてみました。副作用の症例を読むことは、副作用の理解につながるはずです。
ベテラン薬剤師の小川さんが医師に電話をしています。
「原さんですが、最近、食欲がないとのことです。気になるのは"お小水の色が濃くなったようだ"とおっしゃっていることです。すぐに先生のところへお伺いするようお話ししました。原さんは、先生のところのおくすり以外は点眼薬しか使っていません。えぇ、ぜひよろしくお願いいたします」
小川さんが何を心配しているのか、医師は理解してくれたようです。小川さんは検査値のことなど一言も触れませんでしたが、うまく伝えられたようです。あとは医師におまかせしましょう。

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