KYOWA KIRIN

このサイトは、日本国内の医療関係者(医師、薬剤師、看護師、技師・技士等)を対象に、弊社が販売する医療用医薬品を適正にご使用いただくための情報を提供しています。国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。

はじめに

PROLOGUE 薬物動態学の根幹を集約した、"10の鉄則"を覚えよう!

 私の親しい友人である沖縄の薬剤師写真家・新井直久さんの名言です。「薬剤師が"薬物動態学が苦手です"というのは、医師が"診断が苦手です"というのと同じである」。ほんとにそうですね。そして、大阪の世直し医師狭間研至先生の言葉です。「薬剤師のど真ん中は、"薬理学"、"薬物動態学"、"製剤学"である」。まさに、"ど真ん中"の直球を投げ込まれた感じです。臨床側に、あるいは患者さんにジャストミートする"ナイスコメント"を打ち返したいものです。

難しい微積分の計算なしで「薬物動態学」を服薬指導に活用できる

 さて、そんなおり、今回「薬剤師のための薬物動態学10の鉄則」をまとめてみました。"難しい"という錯覚で捉えられがちな薬物動態学の根幹を10の鉄則に集約しました。20個、30個だと覚えるのも大変ですが、10個であれば、忙しいあなたでも、"薬物動態学はもう忘れてしまったよ"というあなたでも、なんとかなります。
 しかし、どうして"薬物動態学は難しい"と思われているのでしょうか? それは薬物動態学を大学で薬学生に教え始めた頃、最初にやったのが"t時間後の薬物血中濃度がいくらになるのか? という式 Ct=Co・e-Kel・t の証明だったことに影響しているように思います。この証明には微積分の根本的な理解が必要でした。薬学部受験から解放されて、2年を経過した3年時にdX/dt=−Kel・Xを解こうとするわけですから、「え! また数学やるの?」と、パニックになりました。高校で微積分をやっていない薬学生もいっぱいいたから、当然のことでした。そうして、薬物動態学アレルギーをいっぱい作ったのです。
 私たちはすでに社会人ですから、この証明は飛ばしましょう。Ct=Co・e-Kel・t が成立することを認めればいいわけですから。認めさえすれば、くすりを中止したときに、ある時間後に血中濃度はどのくらいになっているだろうか? いつ不快な副作用から解放されるのか? くすりは、いつ効いてくるのか? など、瞬時に判断することはできるのです。さあ、10の鉄則を自分のものにしてしまいましょう。患者さんのために、自分のために、未来のために。
* * *
 この度の執筆に際して、後藤病院(広島県・呉市)薬剤師の井上映子さんに大変お世話になりました。井上さんは私の滅茶苦茶な文章を読み易いまともな文章に変えてくれたばかりではなく、私の誤謬や内容の過不足を指摘して頂きました。心から感謝いたします。

平成25年7月吉日
菅野 彊

サイトリニューアルに伴うログインについてのお知らせ

サイトリニューアルに伴い、ログイン用のIDをメールアドレスに変更いたしました。ログインできない場合はこちらのパスワード再設定画面で再設定いただくか、 こちらにお問い合わせください。

おすすめ情報

  • おすすめ情報は、協和キリンのウェブサイトにおける個人情報の取扱い方針に基づき、お客様が閲覧したページのアクセス情報を取得し、一定の条件に基づき自動的に表示しています。
    そのため、現在ご覧いただいているページの情報との関連性を示唆するものではございません。

くすり相談窓口

弊社は、日本製薬工業協会が提唱するくすり相談窓口の役割・使命に則り、くすりの適正使用情報をご提供しています。
弊社医薬品に関するお問い合わせは、下記の電話窓口で承っております。

フリーコール

0120-850-150

受付時間 9:00~17:30
(土・日・祝日および弊社休日
を除く)

※お電話の内容を正確に承るため、また、対応品質の維持・向上等のため通話を録音させていただいております。あらかじめご了承ください。

お問い合わせ