ハルロピテープ[よくある医薬品Q&A]
用法及び用量(投与法・投与計画)
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MRI・CT・X線検査・電気メスの使用を伴う手術を受けるとき、ハルロピテープを貼付したままでよいですか?
ハルロピテープ自体に金属は含まれず、導電性はありませんが、安全性や画像への影響は確認しておらず不明です。
ハルロピテープを剥離後に検査・手術を実施していただくことをお勧めしています。2025年10月更新
MA-2025-059 -
ハルロピテープを貼付したまま、入浴することはできますか?
貼付部位を温めると血中濃度が上昇するおそれがあるため、ハルロピテープを貼付したまま熱い温度や長時間の入浴は避け、入浴前後での貼り替えを推奨しております。
<参考>
ハルロピテープの支持体は外部からの水分を通さない素材であるため、貼付したまま入浴することは可能ですが、一方で、入浴中の付着性については未検討です。2025年10月更新
MA-2025-059 -
他のドパミンアゴニストからハルロピテープへの切り替えはどのようにしたらよいですか?
添付文書の6.用法及び用量及び7.用法及び用量に関連する注意の項いずれにも切り替え方法についての記載はありません。
添付文書の6.用法及び用量に従って投与してください。
参考情報として、添付文書の17.臨床成績 17.1.3第Ⅲ相試験(長期投与試験)には、本臨床試験時に使用した「他のドパミンアゴニストからハルロピテープへの切り替え」換算表を掲載しておりますので、医師のご判断でご検討ください。
【参考】添付文書の6.用法及び用量
「通常、成人にはロピニロール塩酸塩として1日1回8mgから始め、以後経過を観察しながら、必要に応じて1週間以上の間隔で、1日量として8mgずつ増量する。いずれの投与量の場合も1日1回、胸部、腹部、側腹部、大腿部又は上腕部のいずれかの皮膚に貼付し、24時間毎に貼り替える。なお、年齢、症状により適宜増減するが、ロピニロール塩酸塩として1日量64mgを超えないこととする。」2025年10月更新
MA-2025-059
配合変化・安定性
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ハルロピテープを切って使用することはできますか?
ハルロピテープを切って使用することは認められていません。ハルロピテープを切って使用することは避けてください。なお、切った製剤の有効性・安全性・品質への影響を確認しておりません。
2025年10月更新
MA-2025-059 -
剥がれ対策として、あらかじめ保護テープで補強してもよいですか?
保護テープを併用した場合の影響は不明なため、お勧めできません。
2025年10月更新
MA-2025-059