ペルマックス[よくある医薬品Q&A]
用法及び用量(投与法・投与計画)
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ペルマックスの用法及び用量は?
添付文書には以下の記載があります。 6.用法及び用量 本剤は通常、L-dopa製剤と併用する。 通常、ペルゴリドとして1日1回50μgを夕食直後2日間投与する。以後、2ないし3日ごと、1日用量として50μgずつ増量し、第1週末には1日用量として150μgを投与する。 第2週目は1日用量として300μgより開始し、2ないし3日ごと1日用量として150μgずつ増量する。第2週末には1日用量として600μgを投与する。1日用量100μgの場合は朝食及び夕食直後に、1日用量150μg以上の場合は毎食直後に分けて経口投与する。 第3週目は1日用量750μgより開始し、以後有効性及び安全性を考慮しつつ増量し、維持量(標準1日750~1250μg)を定める。 なお、上に定める投与量増量速度は随伴症状、年齢等により適宜増減する。2023年9月更新
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ペルマックスの用法及び用量が食直後となっている理由は?
消化器症状(悪心、嘔吐等)の副作用を緩和するためです。
※食直後:食事のすぐ後のこと2023年9月更新
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ペルマックスをL-dopa(レボドパ)と併用でなく単剤使用した場合、保険審査は認められますか?
承認された用法は「通常、L-dopa製剤と併用する」ですが、『原則として、「メシル酸ペルゴリド【内服薬】」を「L-dopa製剤の併用がないパーキンソン病」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。』という通知が発出されております。
[参考資料]
医薬品の適応外使用に係る保険診療上の取扱いについて(厚生労働省保険局医療課長通知(保医発0 9 2 8 第1号 2011年9月28日発出))
2023年9月更新
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配合変化・安定性
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ペルマックスのPTPシートがアルミ包装の理由は?
防湿及び遮光のため(分解を防止するため)です。
2023年9月更新
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服用忘れ・使用忘れ
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ペルマックスを飲み忘れた場合どのように対処すればよいですか?
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。
ただし、次に通常服用する時間が近い場合は飲まずに、次の服用時間に1回分を飲んでください。
絶対に2回分を一度に飲んではいけません。2023年9月更新
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