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パタノール [よくある医薬品Q&A]

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臨床効果

  • パタノール点眼液0.1%の効果は?

    臨床試験において、そう痒感及び充血等のアレルギー性結膜炎の症状改善が認められています。
    パタノール点眼液0.1%の安全性試験(長期投与試験)1)では、そう痒感及び充血において、重症度点数は点眼期間の経過に伴い減少しました。
    そう痒感重症度点数の推移(ベースライン:3.55、2週目:2.85、4週目:2.13、6週目:2.08、8週目:1.75、10週目:1.63)
    眼瞼及び眼球結膜充血の重症度合計点数の推移(ベースライン:4.08、2週目:2.68、4週目:2.33、6週目:2.13、8週目:1.88、10週目:1.55)

    <参考>安全性試験(長期投与試験)
    アレルギー性結膜炎患者20例を対象として、1回1-2滴、1日4回、70日間連続点眼(最短67日、最長74日、平均69.9日)による非二重盲検試験を実施しています。
    有効性ではそう痒感の重症度点数ならびに眼瞼及び眼球結膜充血の重症度合計点数は、いずれも点眼期間の長期化に伴い漸減しており、本剤のアレルギー性結膜炎に対する効果が確認されました。
    また、安全性では本剤との関連性を否定できない副作用の発現は認められませんでした。試験前後で実施した臨床検査及び眼科検査においても変動は認められず、本剤の長期投与における高い忍容性が確認されました。

    [参考文献]
    1) 雑賀寿和,他:あたらしい眼科, 23 (11) , 1501-1510 (2006) [017-333]

    2017/10更新
    KK-17-09-19901

投与法・投与計画(用法・用量)

  • 他の点眼剤も一緒に処方されている場合、投与順はどのようにしたらよいですか?

    投与順序は医師の指示に従ってください。
    特に医師から指示がない場合、パタノール点眼液0.1%は水性点眼液のため、投与順に決まりはないとされていますが、以下のようなことを考慮して点眼をするほうがより効果的との報告があります1,2)

    1. 先に点眼した液が後の点眼液によって洗い出される可能性があるため、より高い効果を期待する点眼剤を後に点眼します。
    2. 懸濁性点眼液は水に溶解しにくく吸収されにくいので後から点眼します。また油性点眼液及び眼軟膏は、水性点眼液をはじくため、後に点眼します。
    3. 点眼時に刺激を感じると涙液量が増えることがあり、点眼液が薄まることや結膜のうからの排出が速くなってしまう可能性があるため、涙液のpH(7.0~7.4)に近い点眼液を先に点眼する方が、眼内移行の効率はよいです。

    <参考>
    パタノール点眼液0.1%は、pH約7.0、浸透圧比(生理食塩液に対する比)0.9~1.1です。

    [参考文献]
    1) 前田秀高:眼科ケア, 29-38 (2005) [017-684]
    2) 遠藤睦,他 : 医薬ジャ-ナル , 36 (10), 2859-2864 (2000) [017-301]

    2017/10更新
    KK-17-09-19901

  • 点眼剤も経口の抗アレルギー薬のように、花粉飛散開始前から投与を始めたほうがよいですか?

    ガイドラインには「花粉飛散予測日の約2週前、または症状が少しでも現れた時点で抗アレルギー点眼薬の投与を開始すると花粉飛散ピーク時の症状が軽減される。」「花粉飛散予測日の約2週前、または症状が少しでも現れた時点で抗アレルギー点眼薬の投与を開始すると効果的であるとの報告がある。」と記載されています1)

    [参考文献]
    1) 一般社団法人日本アレルギー学会:アレルギー総合ガイドライン2016,280(2016)

    2017/10改定
    KK-17-09-19901

使用上の注意

  • コンタクトレンズを装着したままの点眼は可能ですか?

    コンタクトレンズを装着したままの点眼はお奨めできません。
    添付文書の「使用上の注意 5.適用上の注意 2)投与時」には、「点眼時はコンタクトレンズをはずし、10分以上経過後装用すること」と記載しています。
    また、添付文書の「使用上の注意 1.重要な基本的注意 2)」には、「含水性ソフトコンタクトレンズを装着したまま点眼することは避けること」と記載していますが、安全性を考慮してコンタクトレンズの種類(ハードコンタクトレンズ、非含水性ソフトコンタクトレンズ、1日使い捨てタイプ等)に関わらず、コンタクトレンズをはずしてから点眼することをお奨めします。

    <参考>
    ガイドライン1)では、花粉飛散時期は、花粉の暴露から結膜を保護するためにメガネの使用を勧めています。ゴーグル型メガネを推奨していますが、メガネのみでも眼表面に飛び込む花粉量を軽減することができるとしています。コンタクトレンズを装用している場合は、可能な限りコンタクトレンズからメガネに切り替えたほうが抗原回避の点から有用であるとしています。

    [参考文献]
    1) 一般社団法人日本アレルギー学会:アレルギー総合ガイドライン2016,280(2016)

    2017/10改定
    KK-17-09-19901

  • 使用時に容器を振る必要はありますか?

    水性点眼液のため、使用時に容器を振る必要はありません。

    2017/10更新
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配合変化・安定性

  • 開封後の使用期限は?

    開封後の使用期限は設定されていません。
    一般的に、開封後1ヶ月以上経過した点眼剤は安全性の面からその使用は推奨できない1)とされています。 開封後1ヶ月未満であっても浮遊物等の外観変化が確認された場合は使用を避けてください。

    [参考文献]
    1) 上田 倫子 : 月刊薬事, 36 (6), 1387-1397 (1994) [017-297]

    2017/10更新
    KK-17-09-19901

  • 使用後に遮光袋に入れ忘れてしまいました。問題はありませんか?

    貯法が遮光、室温保存となっています。貯法外で保管された薬剤の使用は推奨できません。

    <参考>製剤の各種条件下における安定性:苛酷試験1)
    25℃、40%RH、可視光120万lx・h以上、紫外線200W・h/m2以上という条件下で透明ポリエチレン製容器に保存し、4週間安定性を検討した結果、オロパタジン塩酸塩の含量低下が認められたことにより遮光保存となりました。

    [参考文献]
    1) 社内資料

    2017/10更新
    KK-17-09-19901

製剤学的事項

  • パタノール点眼液0.1%のpHや浸透圧は?

    パタノール点眼液0.1%は、pH約7.0、浸透圧比(生理食塩液に対する比)0.9~1.1の点眼液です。
    (添付文書 組成・性状 2.製剤の性状 参照)

    2017/10更新
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包装・取り扱い

  • 冷蔵庫で保管しても問題はありませんか?

    貯法は遮光、室温保存(1~30℃)であり、冷蔵庫に入れても貯法の範囲内であれば特に問題ないと考えられます。冷凍庫への保存は、貯法から逸脱するため避けてください。
    冷蔵庫に保存する場合、冷気の吹き出し口付近は凍結する可能性があるためご注意ください。

    <参考>
    製剤の各種条件下における安定性:長期保存試験1)
    本剤の冷所保存条件下(4℃、35%RH、暗所)における長期保存試験結果では、168週後まで変化は認められませんでした。

    [参考文献]
    1) 社内資料

    2017/10更新
    KK-17-09-19901

薬理作用(作用機序)

  • パタノール点眼液0.1%の作用機序は?

    選択的な抗ヒスタミン作用を有するとともに、化学伝達物質の遊離抑制作用も有しています。
    選択的なヒスタミンH1受容体拮抗作用を主作用とし1)、ヒスタミン刺激によるヒト結膜上皮細胞からのインターロイキン‐6及びインターロイキン‐8の遊離・産生抑制作用を有しています2)
    また、抗ヒトIgE抗体刺激によるヒト結膜肥満細胞からのヒスタミン、トリプターゼ、プロスタグランジンD2、TNFαの遊離抑制作用も有しています3),4)

    [参考文献]
    1) Sharif NA,et al.: J Ocul Pharmacol Ther,12 (4), 401-407 (1996) [013-389]
    2) Yanni JM,et al.: Arch Ophthalmol, 117 (5), 643-647, (1999) [013-380]
    3) 承認時申請資料
    4) Cook EB,et al: Ann Allergy Asthma Immunol, 84 (5), 504-508 (2000) [014-101]

    2017/10更新
    KK-17-09-19901

その他

  • 1本で何日使用できますか?

    パタノール点眼液0.1%1本(5mL)の総滴数から、1日最大使用量(1回2滴、1日4回両眼に点眼)で計算すると約10日となります。

    2017/10更新
    KK-17-09-19901

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