オルケディア®錠 製品紹介

【禁忌(次の患者には投与しないこと)】
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
作用機序動画
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作用機序1-5)
エボカルセトは、副甲状腺細胞表面のCa受容体を介して作用を発現します。Ca受容体はPTH分泌に加え、PTH生合成及び副甲状腺細胞増殖を制御しています。エボカルセトは、Ca受容体に作動し、主としてPTH分泌を抑制することで、血清PTH濃度を低下させます。
副甲状腺機能亢進症
副甲状腺細胞におけるPTH分泌及び生合成が亢進する。
副甲状腺機能亢進症+エボカルセト
エボカルセトは、副甲状腺細胞の膜表面上に存在するCa受容体にアロステリックに作用※し、細胞外Ca2+と同様の機構を介してPTHの分泌を抑制すると考えられる。
※ Ca受容体の基質結合部位とは異なる部位に結合し、細胞外Caへの感受性を高めます。
1)承認時評価資料:薬理試験(ヒトカルシウム受容体に対する作用)
2)承認時評価資料:薬理試験(ヒトカルシウム受容体に対する作用様式)
3)承認時評価資料:薬理試験(ラットにおける血清中PTH及びCa濃度に対する作用)
4)承認時評価資料:薬理試験(部分腎摘ラットにおける2週間反復経口投与による血清中PTH及びCa濃度に対する作用)
5)承認時評価資料:薬理試験(部分腎摘ラットにおける副甲状腺細胞増殖に対する作用)
KK-18-06-22606
目次
- 開発の経緯
- オルケディア®の特性
- Drug information
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臨床成績
- 安全性
- 薬物動態
- 作用機序
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オルケディア®錠 ご使用にあたって